カルチャーバレーとは

富士山麓に住む私たちは、富士山の恵みに感謝し、世界遺産富士山のふもとに位置する富士宮市北部地域のアピールと、文化力向上を目指す中、田貫湖を起点として猪之頭・白糸地区において食と文化の活性化事業を行います。この実施にあたり、私達は地域の文化をPR、再発見、再創造の活動の総称として、私達は2022年、令和4年の今年あらたに「カルチャーバレー」という言葉を創造致しました。

過去、アメリカでIT産業の集積地の意味合いとして、「シリコンバレー」という言葉が誕生しました。2000年代、静岡県富士宮市ではこのシリコンバレーにあやかり、富士宮やきそばや、多くの富士山麓の食材・グルメのPR活動の中で「フードバレー」という言葉を創造しました。

この名称の利用に数々の自治体も賛同し、フードバレー○○(地名や自治体名等)という呼称・ブランディングで地域活性化に生かされ、大規模な食のイベント開催や交流事業が多く実施されてきました。しかし2020年から発生し始めた新型コロナウイルス禍もあり、従来の価値観でのイベント・集客・活性化の仕組みづくりが困難な時代となってきました。

そうした中、新しい視点で、改めて地域の「文化」という視点でそれぞれの地域の持つ「特徴」「魅力」「人」の情報を連携させ、発信していく活動のキーワードが、カルチャーバレーです。

文化=カルチャー Culture
集積地=バレー Valley

2022年をカルチャーバレー元年とし、私達は、困難な時代、変革を迫られている時代なればこそ、人の心を豊かにする文化、そして文化をつむぐ「人」にスポットライトをあてた活動を実践していきます。